ブログ
リ・ジョイスフリーザーのお手入れ方法 2
いつも米田工機のリ・ジョイスフリーザーをお使いいただいている皆さま、ありがとうございます。
今回は、リ・ジョイスフリーザーのお手入れ方法についてご紹介します。前回はコンデンサーのゴミ詰まりによる故障を防ぐための定期的なお手入れをご案内しましたが、今回のテーマは「アルコール」です。適切な量や濃度についてご説明しますので、ユーザーの皆さまはぜひご覧ください。
アルコールの量をチェック
リ・ジョイスフリーザーは、槽内をアルコールで満たし、これをマイナス35℃まで低温化させたところに真空パックした食材を浸けて冷凍する液体急速凍結機です。そのため、リ・ジョイスフリーザーのご利用にはアルコールが必要不可欠です。
このアルコールですが、日々ご使用いただいていると量が減ってきます。1日の作業終了時には、アルコールの量が減っていないかどうか、チェックしてください。
アルコールの濃度をチェック
量以外にも、チェックすべき重要なポイントがあります。それは、アルコールの濃度!アルコールの濃度が薄くなると、凍結機が正常に動かなくなる場合があり、故障の原因にもつながります。必ず状態をチェックしてご使用ください。
アルコールの濃度のチェックは写真でご紹介します。
標準濃度のアルコール
濃度が標準で、正常な時のアルコールは、こちらの写真のように透明です。中のカゴが見えるほどの透明度なのが、お分かりいただけると思います。
アルコールが薄まっているとき
濃度が標準を下回り、薄くなっている時のアルコールは、こちらの写真のようになります。白濁したり、シャーベット状になっているときは要注意!アルコールの入れ替えをご検討ください。
ちなみに、アルコールの濃度の目安は55~59%(W/W)です。濃度測定機器については取扱説明書をご確認ください。
正しいお手入れで安全に
クオリティの高い冷凍を維持していただくため、安全にご利用いただくためにも、お手入れ・メンテナンスをお願いします!お使いいただく中でご不明な点や、メンテナンスに関するご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。