米田工機株式会社

液体急速凍結とは

液体急速凍結の技術

熱伝達率が一般的なエアブラストの約20倍!
冷凍前の鮮度を維持します!

液体急速凍結機「リ・ジョイスフリーザー」は、食品中の水分が凍結しやすい温度、-1℃~-5℃(最大氷結晶生成帯)間を時間をかけず急速に通過するため、細胞内に生成される氷結晶の大きさを抑えられ、細胞破壊を防ぎ、 鮮度維持の向上、色調・食感・風味の保持に繋がります。

①抜群の凍結スピード!

熱伝達率は一般的なエアブラストの約20倍、驚異的な速さで食品の凍結が可能です。
厚さ30mmの食品でも、約20分で冷凍できます。(凍結所要時間例

②高品質な鮮度保持!

当製品は、真空パックした食材を-35℃まで低温化したアルコールに浸漬する急速ブライン冷凍機です。 槽内の低温化したアルコールを撹拌することで、上下・左右どの場所でも凍結ムラをおこさず、安定かつ高品質な鮮度保持が可能です。
≫なぜ凍結方法によって、解凍後の品質に違いが出るのか?

③寄生虫の食中毒対策にも有効!

当製品は-35℃で冷凍可能ですので、生鮮魚介類に寄生するアニサキスや、旋尾線虫などの寄生虫が原因となる食中毒を予防することができます。
≫飲食店様・販売店様必見!急速凍結で寄生虫対策・予防!

液体急速凍結機「リジョイスフリーザー」が優れている3つのポイント

1.抜群の凍結スピード

液体急速凍結機「リジョイスフリーザー」は気体凍結に比べ熱伝達率が高く、約20倍という特徴があります。

凍結所要時間
製品厚み 牛肉 豚・鶏肉
2cm 約10分 約10分 約8分
5cm 約35分 約30分 約25分
8cm 約50分 約45分 約40分
10cm 約70分 約60分 約60分
連続使用が可能

エアー式の凍結機は、定期的に「霜取り運転」が必要になり、冷凍作業を中断する必要がありましたが、弊社の液体凍結機ではエアー式のような霜取り運転が不要です。 空気ではなく液体で食材を冷やすため、霜が発生しません。霜が発生しないので、霜取り運転を行うことなく、連続して使うことができます。作業を中断することなく使用することができ、効率的!

2.高品質な鮮度保持

冷凍時に食品へのダメージが大きい最大氷結晶生成温度帯を驚異的なスピードで通過させる為に細胞破壊を防ぎ、解凍しても凍結(急速冷凍)前に近い状態へ戻ります。

食材の変化 比較写真
なぜ凍結方法によって、解凍後の品質に違いが出るのか?
ドリップ量の違い

ドリップとは、冷凍肉や魚を解凍したときに出る赤い液体です。たんぱく質、アミノ酸塩類、ビタミンなどの栄養分やうまみのもとで、これらが失われると食品の味や品質が劣化します。
緩慢冷凍と液体急速凍結機「リジョイスフリーザー」の違いは、解凍時のドリップ量に数字として表れます。

ドリップ量の違い
リ・ジョイスフリーザーで急速冷凍が可能な食材
鮮魚 水産その他 精肉 野菜・果物 加工・調理品

マグロ

ヒラメ

サケ

フグ

アジ

あん肝

たこ

イセエビ

車海老

アワビ

イクラ

イカ

牛肉

豚肉

鶏肉

内臓肉

猪肉

鹿肉

タケノコ

山芋

ごぼう

ブロッコリー

マンゴー

ドラゴンフルーツ

漬物

真空調理品各種

惣菜各種

厚焼き玉子

ローストビーフ

ゆば

胡麻豆腐

3.寄生虫の食中毒対策にも有効!

飲食店様・販売店様必見!急速凍結で寄生虫対策・予防!

生鮮魚介類を生食した場合、アニサキスや旋尾線虫という寄生虫による食中毒に罹患する場合があります。 アニサキスによる食中毒は年間推計7,000件以上も発生しており、厚生労働省も注意を呼び掛けています。 (アニサキスによる食中毒を予防しましょう:厚生労働省HP)
しかしこれらの寄生虫による食中毒は目視で確認、鮮度を徹底、加熱と冷凍で予防することが可能です。

■アニサキスの死滅温度
冷凍(中心温度が-20℃で24時間以上、もしくは-35℃で20時間)
■旋尾線虫の死滅温度
冷凍(中心温度が-30℃で4日間以上、もしくは-35℃で15時間以上、または−40℃で40分以上)

通常の冷凍では解凍時に品質が落ちてしまいますが、『リ・ジョイスフリーザー』であれば-35℃で急速凍結するため、 解凍後も品質を保ちながら、安全な生鮮魚介類の提供が可能です。

【生鮮魚介類用途】
・サバ、サンマ、カツオ、イワシ、アジ、サケ、タラ、イカ等の生食
・ホタルイカ、スケトウダラ、ハタハタ、スルメイカなどの冷凍

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