～メロンの冷凍比較テスト～

（液体急速凍結と通常の冷凍との比較）

今回は、メロンの冷凍比較テストをします！

メロンには青肉メロンと赤肉メロンの２種類があります。

品種により異なりますが、

青肉メロンとは果肉が黄色から緑色をしており、

例えばアンデスメロンやアールスメロンが青肉メロンです。

赤肉メロンは、果肉がオレンジ色をしております。

サンデーレッドやクインシーメロンが赤肉メロンにあたります。

今回のテストでは、青肉メロンと赤肉メロンの両方で行います。

まずは、青肉メロンの冷凍後の写真から！

液体急速で冷凍した青肉メロンは、

真空パックから出してみると直ぐに簡単にバラバラになりました。

一方、通常の冷凍で凍らした青肉メロンは個々がシッカリと凍りついていました。

解凍前の凍ったままでの味や食感はどうでしょう？

液体急速の冷凍青肉メロンは、甘味風味もあり食感はシャーベットの様でした！

通常の冷凍した青肉メロンは甘味風味は若干薄く、食感は少し硬い印象です。

冷凍直後のメロンを包丁で薄くカットしてみます。

液体急速で冷凍した青肉メロンは、包丁が簡単に入り綺麗にカット出来ました。

通常の冷凍をした青肉メロンは、硬く凍っており薄くカットする事は出来ません。

次に完全に解凍して比較してみます。

完全に解凍した液体急速の冷凍青肉メロンは、見た目の感想として張りもあり実がシッカリした感じです。

通常の冷凍をした青肉メロンは、見た感じは少しふやけて張りがありません。

この青肉メロンを包丁で薄切りにした写真が右の写真です。

液体急速の冷凍青肉メロンは、包丁で簡単に薄くカット出来ました。

一方、通常の冷凍した青肉メロンはとても柔らかく薄くカットする事が難しいです。

味や食感は、液体急速の冷凍青肉メロンは、味もシッカリして歯ごたえもあります。

通常の冷凍した青肉メロンは、味が抜けた感じで歯ごたえも全くありません。

次は赤肉メロンの冷凍比較です！

液体急速の冷凍赤肉メロンと通常の冷凍した赤肉メロンの写真です。

液体急速の赤肉メロンは真空パックから出すと、少し個々が凍りついている物もありますが、

手で簡単にバラバラになりました。

通常の冷凍した赤肉メロンは、シッカリと個々が凍りついています。

解凍前の凍ったままでの味や食感はどうでしょう？

液体急速の冷凍赤肉メロンの味や食感は青肉メロンと同じ様に、

甘味・風味もあり、シャーベットの様な食感です。

通常の冷凍の赤肉メロンは、甘味・風味も若干少なく歯ごたえも少し硬い感じでした。

冷凍後の赤肉メロンを包丁で薄くカットしてみます。

液体急速の冷凍赤肉メロンは簡単に薄くカットできます。

しかし、通常の冷凍の赤肉メロンは包丁が入りにくく薄くカットする事が難しいです。

それでは、完全に解凍して比較していきます。

完全に解凍してみると、

液体急速の冷凍赤肉メロンは、実もシッカリして張りがあります。

包丁で薄くカットしても殆ど実が崩れることはなく、味もシッカリして歯ごたえもあります。

通常の冷凍の赤肉メロンは、少しふやけて張りがありません。

包丁でカットすると身が潰れてしまい薄くカットする事は出来ませんでした。

味や風味も若干抜けていて歯ごたえもありませんでした。

今回のテストでは、青肉メロン・赤肉メロン共に同じ様な結果でした。

（品種や熟度、メロンの部位によって若干異なると思います）

液体急速凍結機と通常冷凍の冷凍方法の違いでは、

冷凍後や解凍後に違いがある事が解りました！

冷凍メロンやスイーツのトッピングなど、メロンの様々な使い方ができます。

メロンだけではなく、他の果物でテストをしてみたい方はお気軽にご相談下さい。